「また来年…」岸、凱旋初勝利ならず

[ 2008年9月15日 06:00 ]

 【西武4―5楽天】西武は2つの“鬼門”で痛い星を落とした。1点リードの8回、小野寺が2死二、三塁から代打・高須に逆転打を浴び「自分の投球ができなかった…」。岡本真の不振もあって守護神・グラマンにつなぐ役割の中継ぎ投手が不在。渡辺監督は「8回をどうするかは今年のウチのテーマ。いろんな投手でやりくりしてるけど…。弱さが出た」と話した。先発・岸は7回10安打ながら3失点。地元・仙台での初勝利を狙ったが、3度目の正直でもまたもお預けとなり「何とか粘ろうと思ったんですが…。また来年頑張ります」。オリックスが敗れマジックは10に。それでも指揮官は「きょうみたいな試合に勝たないと」と厳しい表情だった。

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2008年9月15日のニュース