レイズ１ゲーム差　Ｒソックスと直接対決へ

　【レイズ４－８ヤンキース】レイズは先発ジャクソンの乱調がすべてだった。１回にＡ・ロドリゲスに満塁本塁打を許したが、２回に３点本塁打で１点差と反撃した。しかし、岩村が「ジアンビの１発がきいた」と振り返るように、２回裏に２点本塁打を喫し、反撃ムードは打ち砕かれた。

　これで９月の成績は、４勝８敗と大きく負け越し。８月終了の時点で２位レッドソックスに５・５ゲーム差をつけていたが、１ゲーム差に詰め寄られて１５日からの直接対決に臨むことになった。「大変な遠征だったが、こういうことは起こり得る。本拠地に戻って、やり直す」。マドン監督は抜群の勝率を誇る地元での巻き返しを誓った。
　無安打ながら６回２死満塁から押し出し四球を選んだ岩村は「昨日と比べれば（打撃は）はるかに上。そういう意味で明日は楽しみ」と話した。（共同）