ノムさん押す声も…星野監督WBC微妙

[ 2008年8月24日 06:00 ]

 連覇を目指すことになる来年3月WBCの指揮官はいまだ決まっていない。06年の第1回大会はソフトバンク・王監督が指揮を執り世界一に輝いたが、同監督はその後、胃がんの全摘出手術を受けた。体調面の問題から来年の指揮は困難とあって、12球団関係者の間では北京五輪に引き続き、星野監督にWBCでも指揮を任せる方針が水面下で進められていた。しかし金メダルどころかまさかのメダルなし。オールプロで臨んだにもかかわらず最悪の結果に終わったとあって星野監督自身も試合後「オレにリベンジの舞台はあるかって?もうないよ。五輪も終わりだし」。WBCに関する質問には無言を貫いたうえで、最後に「オレの人生はオレが決めるよ」と語るにとどまった。

 今後、9月1日の12球団実行委員会では今大会の総括とともに、WBCの監督人選にも着手する。来年3月上旬の開催とあって合宿の日程、選手の人選など懸案事項は山積している。関係者の間では楽天・野村監督を推す声もあるが、いずれにしても監督人選は早急な課題。準備不足で今回の二の舞いだけは避けなければならない。

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2008年8月24日のニュース