岩村1安打2打点 逆転呼ぶ押し出し四球も

[ 2008年8月24日 09:46 ]

ホワイトソックス戦の8回に四球で出塁し、ペーニャの適時打で生還するレイズ・岩村

 米大リーグ、レイズの岩村明憲内野手は23日、シカゴでのホワイトソックス戦に「1番・二塁」で出場、4打数1安打2打点だった。内容は一ゴロ、二ゴロ、中前適時打、押し出し四球、見逃し三振で打率は2割7分4厘。チームは5―3で勝った。

 レイズは6回2死まで無走者に抑えられていたが、二塁打で初の走者を出すと、岩村が1点差に迫る中前適時打で続いた。1―3の8回には無死満塁で打席が回り、苦手にしてきた左腕ソーントンに13球投げさせ四球を選んだ。岩村は「重圧のかかる満塁で、相手を嫌がらせたら勝ち。四球も立派な野球」と適時打よりも、逆転につなげた押し出しに胸を張った。
 中地区首位のホワイトソックスに連勝。マドン監督は「アキ(岩村)がいい働きをしてくれた」と目を細め、米国の報道陣も岩村を囲んだ。(共同)

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2008年8月24日のニュース