林威助 左ひざじん帯損傷で五輪も辞退

[ 2008年7月10日 06:00 ]

 阪神は9日、林威助(リン・ウェイツゥ)外野手(29)が大阪市内の病院で8日に「左ひざ内側側副じん帯損傷」と診断されたと発表した。8日の巨人戦(甲子園)で痛め、9日に出場選手登録を外れた。常川チーフトレーナーは「2日間様子を見て(復帰時期は)判断する」と話した。林には、北京五輪の台湾代表入りへ要請があったが、南球団社長は代表辞退を明言し、文書で台湾側に通達するとした。

 ≪雨天中止も余裕の虎ナイン≫突然の雨のため、開始30分前に急きょ中止が決定。阪神は今季最多の7連勝中で、打線も球団記録を塗り替える9試合連続2ケタ安打と絶好調。水を差された形になったが、ナインに戸惑いはない。金本とともにベンチ裏で素振りをしてからクラブハウスに引き揚げた新井は「雨なのでしょうがない。あすの試合に全力を尽くすことだけを考えて」と気持ちを切り替えた。赤星は「僕の後ろに調子がいい打者がいるんで、塁に出れば点につながる」と自然体で話した。

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2008年7月10日のニュース