復帰近し！松井秀ミニキャンプ決定

球場を出る際、報道陣の質問に答えた松井秀

　左ひざ痛で故障者リスト（ＤＬ）入りしているヤンキースの松井秀喜外野手（３４）が、フロリダ州タンパでミニキャンプを行うことが決定した。９日（日本時間１０日）のレイズ戦前にジョー・ジラルディ監督（４３）が明かした。８日に室内でティー打撃を再開した松井は、キャンプ地で復活を目指してリハビリを行う。マイナー戦にも出場する予定で、１８日の後半戦開幕・アスレチックス戦からの復帰は微妙となった。

【ヤンキーススタジャン
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　松井が、タンパ経由でメジャー復帰を目指すことが決まった。ジラルディ監督は「松井はタンパで調整させる。トス、フリー打撃と調整を進め、マイナー戦を経て元気な姿で戻ってきてほしい」と語った。タンパで調整後、マイナー戦数試合を経ての復帰となることから、１８日の後半戦開幕（対アスレチックス）の復帰は微妙となった。
　松井は８日のレ軍戦前には室内打撃練習場で４５スイングのティー打撃を行った。左ひざに痛みはなく「ひざは問題なかった。動いたことで段階が若干上がった。打つ量を増やしたり、それで大丈夫なら走ってみたり。そういう感じになっていくと思います」と語っていた。６月２７日にＤＬ入りしてからバットを振ることもなかったが、心配された打撃時にかかるひざへの負担も想定内だった様子で、表情は明るかった。
　１０日からのチーム遠征中にタンパに移動する。タンパでは左肩を痛めてＤＬ入りしているデーモンもリハビリ中だ。左ひざが悪化した場合は今季中に手術する可能性も残っているだけに、重要なリハビリキャンプとなりそうだ。