岩村「壁にぶつかる時、それは今」

[ 2008年7月10日 08:42 ]

ヤンキースにサヨナラ負けし引き揚げるレイズの岩村(左)。中央はサヨナラ二塁打を放ち祝福されるアブレイユ

 レイズの岩村明憲内野手は9日、ニューヨークでのヤンキース戦に「1番・二塁」で出場、5打数2安打だった。内容は中前打、見逃し三振、二塁内野安打、空振り三振、空振り三振で打率は2割7分5厘。チームは延長10回、1―2でサヨナラ負け。約5週間ぶりの3連敗を喫した。

 打線がつながらない。1回は岩村が中前打したが、続くクロフォードが併殺打。5回も岩村が先頭で内野安打したが、後続が凡退。5回までに4度先頭打者を出しながら、六回にソロ本塁打が出るまで得点できなかった。岩村は「チームを勢いづけることができれば最高だったんだけど…」とため息をついた。
 ア・リーグ東地区は首位レイズの3連敗により、この日大勝した2位レッドソックスが2ゲーム差と迫ってきた。だが、岩村は「必ず壁にはぶつかるし、それが今だと思う」と焦りはない。ヤンキース相手に粘った展開に「今のチーム力なら、ある程度互角に戦っていける」とも。“首位の自信”は失っていない。(共同)

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2008年7月10日のニュース