カブ大当たり4安打5打点でオリ3連勝!

[ 2008年7月10日 22:03 ]

7回、勝ち越し3ランを放ち、バットを放り投げるカブレラ

 【オ7―4楽】オリックスが引き分けを挟んで3連勝。3―4の6回に一輝の適時打で同点。7回にカブレラの17号3ランで勝ち越した。カブレラは4安打5打点。2番手の清水が2勝目を挙げた。加藤は18セーブ目。楽天は勝率5割を切った。

 ≪ズバッと読み切った≫通算1001本目の安打は試合を決める特大3ランだった。「打った瞬間、スタンドに入ると思った」。オリックス・カブレラの言葉が弾んだ。
 4―4で迎えた7回無死一、三塁だった。カウント0―3からの直球を強振し、空振り。続く真ん中の変化球には全く反応を示さなかった。楽天バッテリーは勝負球に再び変化球を選択する。
 「そのボールを狙っていたんだ」とカブレラ。配球を読み切り、甘く入った内角高めを左翼席中段まで運んだ。
 通算1000安打まであと2で迎えたこの日。第1打席で右中間に適時二塁打、3回の第2打席では中前へ適時打を放ち、あっさりと区切りの数字に到達した。
 「自分はパワーがある。バットをコンパクトに内から出すことを意識している」。強引に引っ張るだけではなく、中堅から右方向へ打ち返すことで調子を上げてきた。
 来日8年目。「1000安打は知らなかったけど、達成できてうれしい。ここまで打てるとは」。4安打5打点の大暴れで、自らの記録に花を添えた。

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2008年7月10日のニュース