松井秀は「素晴らしい代打」

[ 2008年6月24日 09:13 ]

 予想できたからだろうか。ヤンキースの松井秀喜外野手は落ち込むでもなく、左ひざの痛みを抱えて試合に臨み続ける。2年続けてひざの故障と戦うことになった。

 17日に左ひざに腫れが出た。腫れた右ひざでプレーを続けた昨年と違い、18日に腫れたひざから「水抜き」をし、その日から2試合欠場。「最初に比べるとだいぶ良くなった」とプレーできる状態にそれなりの手応えは感じている。
 24日から指名打者制のないナ・リーグの本拠地で6試合を戦う。守備の負担を考えると、先発出場の機会はほとんどないだろう。ジラルディ監督は「日々状態を見るしかない。ただ先発で使えなかったとしても、素晴らしい代打をベンチに置けると考える」と話す。
 「出番は減るだろうけど、プラスにとらえたらいい。今のうちに少しでもひざの状態を良くするチャンスだと思う」。代打の切り札は、好機での出番を待ちながら痛むひざを休める。(共同)

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2008年6月24日のニュース