“上原2世”村田透 秘伝盗みに意欲

[ 2008年1月5日 06:00 ]

 巨人の大学・社会人ドラフト1巡目ルーキー・村田透投手(22=大体大)が4日、母校の大体大浪商で本格始動した。大体大の先輩である上原を手本とし、1軍定着を目標に掲げた。

 約3時間の自主トレでは、坂道ダッシュ、ロードワークなど下半身を鍛えた。「キャンプ初日にブルペンで投げられるようにしたい。毎日投げて球のキレをアピールして1軍にこだわりたい」と意気込みを語った。

 上原からは昨年末に「1軍におらな意味ないぞ」と声をかけられた。その教えを守るため“上原2世”がルパン3世になる。「上原さんのいいところを盗んで取り入れていきたい。シーズンで1年間投げられる調整法を見習いたい」と“秘伝盗み”に意欲十分だ。7日にジャイアンツ寮に入寮する村田透は「楽しみの方が多い。球界を代表する選手になりたい」と目を輝かせた。

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2008年1月5日のニュース