クレメンス、ペティットら公聴会へ

[ 2008年1月5日 09:41 ]

 米下院は4日、大リーグのロジャー・クレメンス、アンディ・ペティット両投手ら5人に、薬物使用に関する公聴会への出席を求めた。AP通信が報じた。公聴会は16日に開かれる。

 ほかに出席を求められたのは、両投手のトレーニングコーチだったブライアン・マクナミー氏、メッツの元球団職員で選手への筋肉増強剤の提供を告白したカーク・ラドムスキー氏、それに内野手としてヤンキースなどで活躍したチャック・ノブロック氏。
 クレメンス投手らはいずれも大リーグの薬物使用実態を報告した「ミッチェル・リポート」で筋肉増強剤などとのかかわりを指摘された。マクナミー氏はクレメンス、ペティット両投手、ノブロック氏にステロイドやヒト成長ホルモンを注射したとリポートで述べている。公聴会では宣誓は求められていない。
 15日にも公聴会は開かれ、バド・セリグ・コミッショナー、選手会のドナルド・フェア専務理事とジョージ・ミッチェル元上院議員が証言することが決まっている。(共同)

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2008年1月5日のニュース