豊真将 右脚重傷から再起誓う「諦めない」「手術はしない」

[ 2014年7月20日 17:45 ]

 大相撲名古屋場所5日目(17日)の横綱日馬富士戦で右脚に2カ月の重傷を負って休場した東前頭2枚目の豊真将が20日、名古屋市緑区の錣山部屋で取材に応じ「絶対に諦めないし、まだ完全燃焼していない。もう一度やってやるぞという気持ちで出直す」と再起を誓った。同日に帰京。再検査を受けるという。

 豊真将は右膝前十字靱帯損傷など右脚を4カ所も痛めた。膝から太ももは左の倍近くも腫れ上がって自力で歩けず「足の先までしびれている」と話す。長期休場すれば幕下転落も避けられないが「少しでも早く場所に復帰したいから手術はしない」と明言した。

 33歳の豊真将は前向きで「三役復帰と新関脇昇進もあるし、まだ自分は横綱を一度も倒していない。やり残したことがたくさんある。残り火は全く消えていない」と真剣な表情で言葉に力を込めた。

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