パラリンピック柔道代表が調整　正木「気合入ってきた」

調整する男子１００キロ超級の正木健人（左）

　２９日に開幕するロンドン・パラリンピックに出場する柔道の日本代表が２６日、選手村近くの施設で約１時間半練習し、１００キロ超級で金メダルを狙う正木健人（兵庫県）は「気合が入ってきた。あすにでも試合をしたいくらい」と順調な調整をアピールした。軽い運動で体をほぐした後、打ち込みや寝技などで汗を流した。

　チームは２４日にロンドン入りしたが疲れは見えず、６６キロ級の広瀬誠（愛知県）を中心に声を出し合った。男子の遠藤義安監督は「選手の調子はいい。本番でいつもの力を出せるようにしてあげたい」と話した。（共同）