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丸山、悔しい凱旋…シュート1本、不完全燃焼

[ 2012年8月27日 06:00 ]

試合前に表彰された大阪高槻の丸山

なでしこリーグ杯B組 大阪高槻1-4伊賀

(8月26日)
 なでしこリーグ杯は26日、2試合を行った。大阪高槻のなでしこジャパンFW丸山桂里奈(29)が伊賀戦で先発。ロンドン五輪後初めて試合に出場した。試合は4―1で伊賀が快勝しB組2位で準々決勝に進んだ。A組の新潟は2―1で福岡を破り8強入り。9月2日の準決勝はINAC神戸―伊賀、日テレ―新潟の顔合わせとなった。

 丸山の復帰初戦は不完全燃焼に終わった。先発で1トップに入り、後半32分までピッチに立ったが、前線で孤立する場面が目立った。放ったシュートはわずか1本。前半35分に頭で合わせたもので、ネットは揺らすことはできなかった。

 チームも1―4で大敗。8月に就任したばかりの本並健治監督(48)に初勝利をプレゼントできず、丸山は「コンディションはいいんだけどね」と悔しがった。

 次戦は9月15日のリーグ再開初戦INAC神戸戦。沢、大野、川澄らなでしこジャパンのチームメートとの対戦となる。丸山は「だらしない仕事はできない。ロンドンに行ってまだまだできると思ったから」と気合を込めた。ノーゴールに終わったロンドン五輪の悔しさを国内の公式戦で晴らす。

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2012年8月27日のニュース