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史上最多メダル獲得、被災地は「勇気もらった」

[ 2012年8月14日 06:00 ]

ロンドン五輪 閉幕

 五輪での日本の史上最多メダル獲得に、被災地からは「復興に向け勇気をもらった」との声もあがった。

 岩手県滝沢村出身の岩清水梓(25)が活躍したサッカー女子「なでしこジャパン」の銀メダルに、同県宮古市の仮設住宅で暮らす無職梶山聡さん(34)は「サッカーはほぼ全試合テレビで見た。壁が薄いので、小声で“行け”“よし”と盛り上がった」と振り返った。大船渡市の仮設住宅に住む無職志田サキ江さん(72)も「水泳、卓球のように、チーム一丸となる団体戦のメダルが多くて良かった」。金メダルを獲得した女子レスリング48キロ級の小原日登美(31)の母校、八戸工大一高(青森県八戸市)の教諭小笠原寛さん(58)は「先輩が頑張っている姿を見て、生徒たちも頑張ろうと思ってくれる」と話した。

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2012年8月14日のニュース