笑顔で記念写真　閉会式で日本選手団リラックス

閉会式で記念撮影する（左から）伊調馨、竹下佳江、浜口京子、小原日登美、佐野優子

ロンドン五輪閉会式

　五輪閉会式に参加した日本選手団は、きらびやかなショーを満喫した。開会式に続き旗手を務めたレスリング女子の金メダリスト吉田沙保里（２９＝ＡＬＳＯＫ）は大きな日の丸を見上げながら笑顔で行進した。

　紺色のトレーニングウエア姿の日本選手団はいくつかのグループに分かれて入場。陸上の福島千里（２４＝北海道ハイテクＡＣ）らは小さな日の丸と英国旗を両手にはしゃいだ。陸上やり投げのディーン元気（２０＝早大）は周囲を見回し感慨深げ。レスリングの小原日登美（３１＝自衛隊）は他の種目の選手らと一緒に写真に納まった。最終日に金メダルを獲得したレスリングの米満達弘（２６＝自衛隊）もリラックスした表情で列に加わっていた。

　ロックの演奏が続く中では、バレーボールの木村沙織（２５＝東レ）がチームメートと踊る姿が目立った。ボクシングの村田諒太（２６＝東洋大職）は「閉会式が終わり少し寂しい気持ち。最高の思い出になった」と会場の青い照明をまぶしそうに見つめていた。