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入江 五輪前はぜん息発症に左肩痛「孤独だった 正直苦しかった」

[ 2012年8月3日 10:09 ]

男子200メートル背泳ぎで獲得した銀メダルを手にポーズをとる入江陵介。左は金メダルのクレアリー

 競泳男子200メートル背泳ぎで銀メダルの入江陵介は、4月の選考会後に持病のぜん息を発症し、6月には左肩を痛め、思い通りの練習ができなかった。

 その事実を明かし「言い訳になるし、誰にも相談できなかった。孤独だった。正直苦しかったです」と涙をこぼした。

 小学生の時はよく貧血で倒れた。北京五輪ではレース3日前に風邪をひいた。昨年の世界選手権(上海)はおなかを壊す選手が続出。入江は食事がのどを通らず、体重が64キロから60キロに激減。そんなひ弱さとは決別した。

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2012年8月3日のニュース