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松ケン清盛“内村級”演技宣言「自分も頑張らなきゃ」

[ 2012年8月3日 06:00 ]

総合住生活メーカー「LIXIL」の新CMで夫婦を演じる松山ケンイチと広末涼子

 俳優の松山ケンイチ(27)が2日、都内で総合住生活ブランド「LIXIL」の新CM発表会に出席した。

 前夜はロンドン五輪中継を視聴。関係者によると主演するNHK大河ドラマ「平清盛」(日曜後8・00)収録中に、体操個人総合で金メダルを獲得した内村航平(23)に刺激を受けたという。松山も「素晴らしかった。夜遅くまで収録していましたが、パフォーマンスを見て自分も頑張らなきゃと思った」と話した。

 「平清盛」は視聴率が低迷。登場人物の複雑な人間関係を説明するテロップを流したり、ツイッターで同時進行の解説を行うなどのテコ入れも実らず、苦戦が続いている。6月24日放送分は、記録が集計されている89年以降でワーストタイの10・1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した。

 7月29日は五輪柔道中継のため1時間遅れの午後9時開始に繰り下げられ、さらに中継が延長されたため、午後10時2分から放送。視聴率は11・4%(同)だった。12日の放送は男子マラソン中継で休止されるなど、五輪を優先されている。

 それでも内村が団体戦の銀から、雪辱の金メダルをつかんだ姿から得たものは大きかった様子。「(演技にもらった)力を芝居に昇華できたと思う」と語気を強めた。

 中学時代は陸上競技の棒高跳びの選手で、東北大会で4位入賞した実力者。多くの競技に熱視線を送っており「五輪中継は気になります。見ていて感動する。選手の本気のパフォーマンスは自分に力をくれる」と、パワーの源にしていることを明かした。

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2012年8月3日のニュース