×

メダル獲得で「コンカマ杯」設立だ!

[ 2008年7月25日 06:00 ]

逗子市長からの激励を受け、気合いの入った近藤(左)と鎌田(右)

 メダル獲得のご褒美は「コンカマ杯」設立だ。北京五輪セーリング女子470級代表の“コンカマ”こと近藤愛(27)、鎌田奈緒子(25=ともにアビーム)組が24日、練習の拠点としている逗子市の平井竜一市長(42)を表敬訪問。現在世界ランク1位の金メダル候補で逗子市内に住む2人に対し、同市長は「メダルを獲ったら逗子市で開かれているヨットの市民レースに“コンカマ杯”を作る」と約束をした。

 毎年10月に開催されるヨットの市民レースは、マリンスポーツが盛んな逗子の市民にとってなじみ深い大会。同市長はその中のジュニアクラスのレースに近藤・鎌田組の愛称をつける構想を披露し、「子供たちに夢を与えることができる」と期待した。メダル獲得の際は小学校での講演も依頼した同市長に対し、2人も「光栄です。ぜひやりたい」と乗り気だ。「練習量では絶対に世界一。力を出し切れば結果はついてくる」とメダル獲得に自信を見せる近藤。逗子の星となるべく市民の期待をパワーに変える。

続きを表示

2008年7月25日のニュース