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森田ら指導の鈴木ヘッド 水着自由化を主張

[ 2008年6月2日 06:00 ]

 競泳日本代表の森田智己(23)と伊藤華英(23)を指導する鈴木陽二ヘッドコーチ(58)は1日、五輪直前まで水着テストを行うため、水着の選択肢拡大を訴えた。日本水連は10日の常務理事会までを契約3社の改良水着や英スピード社水着のテスト期間とし、選手の意見をもとに契約3社以外の水着を認めていない現在の枠組みの見直しを検討する方針だが、同コーチは「選手は一番いいものを着たいと思っている。オープン化せざるを得ない」と自由化を主張した。

 この日欧州へ出発した森田らはローマオープン(6~8日)などでスピードやミズノの新水着をテストするが、採寸した水着が届くのはレース直前と慌ただしい。「仕方のないことだが、テストするレース数も少なすぎる。五輪直前まで試しながらになると思う」と本番直前まで水着選びに時間を費やす方針だ。

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2008年6月2日のニュース