北京で戦う男女戦士たちの壮行会

　北京五輪に所属７選手が出場する綜合警備保障が２日、東京都内のホテルで壮行会を開き、レスリング女子５５キロ級の吉田沙保里は「自分にとって、北京は連覇の五輪になる」と必勝を誓った。

　同６３キロ級で連覇のかかる伊調馨は「（同４８キロ級の）千春と二つの金メダルを取る」と姉妹優勝を宣言。姉の千春も「北京は夢をかなえる場所」と話した。
　レスリング男子グレコローマンスタイル６０キロ級の笹本睦は３度目の舞台に「体力的にいい練習ができている。過去２回に比べると今回の方がいい」と自信をのぞかせた。初出場のフリースタイル５５キロ級、松永共広は「悔いが残らないように頑張る」と気合を入れた。
　柔道勢は、女子７８キロ超級の塚田真希が「柔道人生の集大成として全力で臨む」と２連覇へ意気込み、同７８キロ級の中沢さえも「自分の柔道をして金メダルを持ち帰る」と堂々と話した。