×

星野ジャパン 伸び盛りの選手多数選出

[ 2008年4月1日 06:00 ]

コミッショナーを訪問した星野・野球日本代表監督は77名分のリストを手に取材に応じた

 北京五輪に出場する日本代表・星野仙一監督(61)らは31日、都内でスタッフ会議を開き、日本オリンピック委員会(JOC)に登録する1次候補77人を選出し、発表した。

  約2時間のスタッフ会議。新たに6人が追加されて77人になった1次候補のうち、投手は新人5人を含む半分以上の42人が選ばれた。最終メンバー24人に選べるのはこの77人の中から。これから活躍しても追加登録できないため星野監督は「この時期に選ぶのは難しいよ」と話し、続けて「去年の成瀬(ロッテ)の例もある。現時点で力不足でも将来を背負う若いやつをいっぱい入れた。どれだけ(77人から)伸びしろのある若手が出てくるか」と説明した。

 投手とともに捕手も1人増の8人。昨年のアジア予選の候補に入っていなかった楽天・岩隈、日本ハム・森本らもメンバーに入った。5月に決まる組み合わせを参考に最終メンバーを決める方針で「ベストのチームを作れると思う。(24人の選出は)今年の調子次第やね」と続けた。今後はシーズンでの状態を見て6月27日までに最終メンバー24人を選出する。

 ≪中田「0・1%に懸けます」≫現在2軍の日本ハム・中田が0・1%の“逆転弾”を誓った。星野ジャパン1次候補選出の一報に「99・9%は落ちる。それでもチャンスをもらっているわけだから…。残りの0・1%に懸けます」と夢の五輪を狙うつもりだ。それには1軍昇格が最低条件ながら「自分の名前を挙げてくれたので中途半端なことはできない。2軍で結果を出さないといけないが、自信はある」とキッパリ。中学時代にリトルシニア選抜として米国遠征して以来の日の丸に怪物は真剣だった。

続きを表示

2008年4月1日のニュース