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スピード水着着れぬ北島実力で進化だ

[ 2008年4月1日 06:00 ]

 競泳男子平泳ぎの北島康介(25=日本コカ・コーラ)は31日、米フラッグスタッフでの約1カ月の高地合宿を終えて帰国した。3月の欧州、オーストラリアの大会では、百メートルで従来、北島を含め3人だけだった59秒台を2人、二百メートルでも同じく3人だけだった2分9秒台を4人が新たに記録。北京五輪代表選考会の日本選手権(4月15~20日、東京・辰巳)まであと約2週間と迫った状況で尻に火がついた格好だ。

 ミズノと契約する北島は各種目で世界新を連発させたスピードの水着も着用できない。皮肉なことに昨年5月までミズノはスピードとライセンス契約を結んでいたが、独自ブランドを立ち上げて契約を終了した。それでも北島は「水着も進化しているけど、選手も進化している。僕の進化を証明したい」と実力での自己ベスト更新を誓った。

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2008年4月1日のニュース