柴田２位でも調整段階だからＯＫ

　競泳のコナミオープン第１日、アテネ五輪女子八百メートル自由形金メダリストの柴田亜衣（２５＝チームアリーナ）が新鋭の矢野友理江（１９＝コナミ西日本）に敗れ、２位に終わった。今年初レースを優勝で飾れなかったが、疲労が残っている中での泳ぎだっただけに、内容には合格点を与えた。

【Ｇｏ！アスリート　柴田亜衣
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　柴田にショックはなかった。「悔しさ？ないです。８分４０秒かかると思ったけれど、３０秒台でよかったです」。今年初レースは自己ベストに１６秒２１も及ばない８分３９秒９７。しかも、成長著しい１９歳の矢野に先を越された。だが「競って泳げる人がいるのはうれしい」と余裕を見せた。現在は多い時で１日１万８０００メートルも泳ぐ調整段階。田中監督も「コンディションを考えたらこんなもの」と納得顔だった。