【有馬記念】菅原明“特別な相棒”ブローザホーンと挑む!史上12頭目の同一年“春秋グランプリ連覇”へ
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秋G1シリーズの水曜企画「G1 追Q!探Q!」。担当記者が出走馬の陣営に「聞きたかった」質問をぶつけ本音に迫る。「第69回有馬記念」は東京・後藤光志が担当。6月の宝塚記念をブローザホーンで制し、G1初勝利を挙げたデビュー6年目の菅原明良(23=高木)は同馬とのコンビで有馬初参戦。20年クロノジェネシス以来、史上12頭目の同一年“春秋グランプリ連覇”を目指す。闘志を燃やす若武者に「相棒」「飛躍の1年」「有馬記念」の3テーマを聞いた。
ブローザホーンと初めてコンビを組んだのは23年3月の潮来特別。舞台はくしくも有馬記念と同じ中山芝2500メートルだった。直線あっさり抜け出し快勝。菅原明は「結構引っかかるなという印象で前向きなイメージ。でも強い勝ち方だったので先も楽しみでしたね」と述懐。その予感は現実になる。今年1月、コンビ3戦目となった日経新春杯で重賞初V。6月の宝塚記念では人馬ともにG1初制覇。「G1は乗るだけでも凄いレース。勝てずに終わるのかもと思ったこともあったので、勝てた時はびっくりした。G1を勝たせてもらった馬ですし思い入れはありますね」。
特別な相棒と臨む大一番。今秋2戦は京都大賞典11着→ジャパンC12着と苦戦を強いられたが、状態は確実に上向いている。鞍上は「京都大賞典は気持ちと体が良い雰囲気ではなかった。ジャパンCは着順は良くなかったが、馬の雰囲気は凄く良かった。有馬に向けて自信を持って臨める状態」と相棒を信じる。
騎手として成長を実感する1年だった。10月、所属する高木厩舎のワープスピードでオーストラリアに遠征。海外初騎乗となったコーフィールドCは13着大敗も、続くメルボルンCでは2着に健闘した。11月は米ブリーダーズC、12月には香港国際競走でも騎乗。「海外遠征がポンポンと入ってきたが、海外に行きたい気持ちも強かったのでうれしかった。(メルボルンCは)1着も見えましたよ。あそこまで行ったら勝ちたかったですね」と苦笑いで振り返る。
着実に経験を重ねた1年。「濃い1年だった。メルボルンCは2着でしたけど、結果を出したので自信になったし気持ちにだいぶ余裕が出たと思う。日本のG1で乗るのも緊張するが、ましてや海外のような知らない土地で乗るのはナーバスになる。コーフィールドCの時は落ち着かなかったけど、回数を重ねて徐々に良くなっていった。本当に貴重な経験をさせてもらいました」。技術だけでなくメンタル面でもたくましくなった。
菅原明は中山競馬場の近くで生まれ育った。叔父の三浦堅治元騎手を応援するため、幼少期から中山に足を運んだ。「場内のトランポリンで遊んだ記憶があります。競馬以外にも遊び場として競馬場があって、本当に身近な存在。だから中山でG1を勝てたら感慨深い」と目を細める。
地元開催のグランプリ。「有馬記念は小さい頃からずっと競馬場で見ていたので思い入れは強い。“ダービーを勝ちたい”という気持ちもあるが、有馬記念もまた特別。一番身近なG1なので勝ちたい」。最も印象深いのは13年、8馬身差Vでラストランを飾ったオルフェーヴルの姿。「引退レースでこのパフォーマンスなのかと驚いた」と振り返る。
デビュー6年目。思い出が詰まった中山で、ついに有馬記念に挑む。「そんなにチャンスが巡ってくるレースではないですし、グランプリと呼ばれるレースは2つだけ。両方勝てたら凄くうれしい」。春秋GP連覇の偉業を夢物語で終わらせるつもりはない。
◇菅原 明良(すがわら・あきら)2001年(平13)3月12日生まれ、千葉県船橋市出身の23歳。19年3月に美浦・高木厩舎所属でデビュー。同年4月20日福島6R(タイキダイヤモンド)で初勝利。21年東京新聞杯(カラテ)で重賞初制覇。24年宝塚記念(ブローザホーン)でG1初制覇。JRA通算4361戦337勝(重賞11勝、うちG1・1勝)。1メートル63、45キロ。
【取材後記】取材では、ひと言ずつ丁寧に言葉を選びながら対応してくれた菅原明。海外遠征の話題になった時、競馬への実直な姿勢が垣間見えた。「まさかこんなに海外へ行くとは思ってなかったですが、G1を勝ったから海外に行けたとは思ってないですね。普段からどの馬でも真剣に取り組んで、しっかり結果出していかないと。G1が全てではないし未勝利戦も大事」。一鞍ずつ全力で騎乗してきたからこその本音。そして、それは相棒からも学んだことだ。「ブローザホーンも未勝利戦を勝ったのは最後の最後(3歳6月)。それがG1馬になるわけですから。どの馬でも大事に乗っていかないと」。若武者の常に自らの役割を全うしようとする姿勢が、次のチャンスに結びついていると実感した。
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