【セントライト記念】コスモキュランダ逆らえない M・デムーロが導く

[ 2024年9月10日 05:18 ]

セントライト記念、中山重賞勝ち馬の好走
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 今週は菊花賞トライアル「第78回セントライト記念」を取り上げる。3枚の菊切符をめぐって春の実績馬と夏の上がり馬が中山競馬場で激突する。過去10年の傾向を徹底分析したデータ班の結論は!?

 【前走】ダービー組が【5・7・5・22】と馬券圏内の過半数を占める。好走率はかなり高く、ダービーで10着以下だった馬に限っても【3・3・2・11】と反撃している。次位はラジオNIKKEI賞組の【3・1・1・11】。夏の上がり馬は苦戦傾向で、素直に実力馬を軸に据えるのが得策だろう。

 【実績】重賞で馬券圏内に入った実績がなかった勝ち馬は17年ミッキースワロー、22年ガイアフォースのみ。また、コース実績が重要で他8頭のうち4頭は中山で重賞勝ちの実績があった。また、2着馬のうち5頭が中山で重賞を勝っていた。

 【騎手】関東8勝、関西1勝、外国人(モレイラ)1勝と美浦所属騎手が優勢。ペース配分が難しい中山外回り2200メートルでは鞍上の判断が重要になるだけに、コースに乗り慣れた鞍上は大きなアドバンテージとなるようだ。また、前走からの継続騎乗【6・6・8・64】が乗り替わり【4・4・2・53】を勝率、連対率、3着内率全てで上回っている。

 【脚質】上がり3F1位だった馬が【5・1・2・5】と好成績。同2位も【0・4・1・6】と勝ち切れていないものの馬券に絡んでいる。外回りコースに適したロングスパートが可能な馬を狙いたい。

 【結論】弥生賞ディープインパクト記念勝ちの実績があるコスモキュランダには逆らえない。皐月賞でも2着と中山コース適性は疑いようがない。騎乗予定のM・デムーロは関西所属だが、中山でJRA芝重賞コース別最多となる27勝を挙げている。京成杯で後のダービー馬ダノンデサイルに迫ったアーバンシックもV圏内。ラジオNIKKEI賞3着ヤマニンアドホックも中山での連対率100%で侮れない存在。

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