スティンガーグラスはダービー目指せる逸材 メイショウタムシバは砂の期待株

[ 2024年1月9日 05:13 ]

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 【新馬戦総括】新春3日間開催では新馬戦9レースが行われたが、出色の走りを見せたのが中山芝2000メートル戦を快勝したスティンガーグラス。中団からメンバー最速の上がり3F35秒3の末脚で、先に抜け出したアンゴラブラックを外から捉えた。3/4馬身の着差以上に強い勝ちっぷりだ。18年阪神JFを制したダノンファンタジーの半弟。21年セレクトセール(当歳)では1億1500万円(税抜き)で取引された良血馬にふさわしい初陣勝ちだ。道中ゆったりと走れるだけに距離が延びても対応可能。ダービーを目指せる逸材だ。

 ダート戦ではメイショウタムシバの勝ちっぷりが際立っていた。4角先頭で後続に5馬身差の圧勝。牝馬限定戦とはいえ、勝ち時計1分55秒6は土曜の牡馬混合の新馬より1秒5も速い。馬体重420キロの小柄な馬体に鋼のような強じんな筋肉を備えた砂の期待株だ。

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