【立川競輪・ヤンググランプリ】鍵を握る“ヨーロッパ”の番手3人の取捨選択

[ 2023年12月27日 22:56 ]

ヤンググランプリに出場する9選手(右から)太田、北井、犬伏、上野、吉田、山根、中野、橋本、志田(撮影・篠原岳夫)
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 <ヤンググランプリ>ついに幕を開けるグランプリシリーズ。“開幕戦”となるヤングGPはかなりハイレベルだ。今年G1で3度決勝に乗った犬伏湧也(28=徳島)。ナショナルチームで来年のパリ五輪を目指す、121期の早期卒業生の太田海也(24=岡山)と中野慎詞(24=岩手)。ビッグ戦線で活躍する北井佑季(33=神奈川)、志田龍星(26=岐阜)に、昨年同舞台で2着だった吉田有希(22=茨城)。近い将来、この中から何人ものタイトルホルダーが誕生するに違いない。

 そんな熱戦は非常に楽しみながらも、車券的には難しい。ハイレベルだからというのもあるが、番手選手の取捨選択にある。太田には山根将太(26=岡山)、犬伏には上野雅彦(22=香川)、吉田には橋本壮史(28=茨城)がつく。その番手3人は点数下位のいわゆる“ヨーロッパ”。力も見劣る上に、全員が不慣れな番手戦。果たしてついて行けるのか。もしかして、抜いちゃう!?なんて考えると難しい。そんな鍵を握るヨーロッパ3人の前検気配を紹介しよう。

 まずは太田の番手を回る山根。直前は2場所欠場していたが「練習もできたし調子は普通かな」と調子自体は問題なさそう。ただ、番手戦の話となると「自分では何もできないし、太田君に乗らせてもらおうかなと思う。番手は2、3回あるけど全部駄目。ちぎれないように」と弱気だった。無欲というのが時に思わぬ力を発揮することはあるが、太田のスーパーダッシュについていくとなると果たして…。

 次に犬伏の番手を回る上野。こちらも直前は欠場しているが「腰痛で休んだが、ちょっと休んだら良くなった。追い込んだ練習ができたし、その割に脚の感じは良かったし楽しみ」とむしろ状態は上がっていそう。犬伏との連係については「ルーキーチャンピオンの時も一緒の並びだったし、その方が分かりやすいかなと。小松島に行って一緒に練習したけど、一本一本集中しないとついていけない。ついていかないと犬伏さんに迷惑を掛けるし、自分も勝負権がない」と気持ちは前向きだった。

 最後に吉田の番手を回る橋本。体調面に関しては「徐々に良くなっているし、しっかり力を出せそう」とOKサイン。唯一の同期&同県タッグには「あまり番手の経験はないが久留米G3の優勝は番手だった。吉田君が勝てるように走ってくれれば、自分にもチャンスがあると思う」とどっしりと構えた。

 結論として、山根は割引、上野と橋本は十分車券絡みはありそうだ。そして読者のみなさんをさらに惑わせる情報を。ここ2年は21年1着・小原佑太、2着・高橋晋也、22年1着・菊池岳仁、2着・吉田有希と番手が差してワンツーが決まっている。今年は果たして…。(渡辺 雄人)

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