【ダービー2週前追い】皐月賞3着ファントムシーフ、武豊が初コンタクト「かなりポテンシャルが高い」

[ 2023年5月10日 08:09 ]

ファントムシーフに跨がる武豊(撮影・亀井 直樹) 
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 皐月賞3着ファントムシーフ(牡3=西村)は10日、栗東CWコース3頭併せでダービー(28日、東京芝2400メートル)2週前追いを消化。初コンビを組む武豊が感触を確かめた。軽快に動き、6F81秒5~1F11秒5をマーク。セレスティアリティ(3歳未勝利)、ヒルノローザンヌ(4歳3勝クラス)と併入で駆け抜けた。

 武豊との一問一答は以下の通り。

 ――手応えは?
 「馬なりというか抑え気味。初めて乗せてもらったけど、さすがにいい馬ですね。元気ですよ。かなりポテンシャルが高い。皐月賞の1番人気ですから。大きな癖もありません」

 ――西村師とはどんな話を。
 「来週は負荷をかけて、その感じで当週のことを決めよう、とのことでした。今のところ3週続けて乗るつもりでいます」

 ――ニコニコしながら乗っていた。
 「ジョッキーがいい馬に巡り合うのはうれしいこと。自然と感情が出たのかも」

 ――昨年、勝ったドウデュースも皐月賞3着だった。
 「スペシャルウィークもそうですよね(タニノギムレットは皐月賞3着、NHKマイルC3着)。ホースマンはここを目標にするし、今年は騎乗馬がいないかな、というところで依頼していただき、うれしいですね。何回、勝っても勝ちたいレース。ワクワクしています。(ファントムシーフは)中京、東京で勝っているし、直線が長いコースは合っていると思います。このまま順調に行ってほしいですね」

 武豊は昨年ドウデュースで歴代最多のダービー6勝目。98年スペシャルウィーク、99年アドマイヤベガ、02年タニノギムレット、05年ディープインパクト、13年キズナに続く9年ぶりの勝利で、53歳2カ月15日での優勝はダービー最年長Vだった。今年は皐月賞1番人気に支持された新パートナーの手綱を取り、34度目のダービー騎乗で連覇&7勝目を狙う。

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