【フローラＳ】ゴールデンハインド　1週前追いで強烈な伸び　オークス切符いただく

ゴールデンハインド
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　関東圏の舞台は中山から東京へ。開幕週のメイン「第58回フローラS」はオークスの優先出走切符2枚を懸けた戦い。昨夏の福島新馬戦（5着）から6戦、全て掲示板入りしている堅実派ゴールデンハインドに期待が懸かる。

　派手さはないけど、相手なりに頑張る。ゴールデンハインドは2歳の昨秋に牡馬相手の芙蓉S2着、アイビーS4着と健闘。重賞初挑戦の前走・フラワーC（4着）は不良馬場にも負けず、好位からしぶとく粘って頑張った。武市師は「奇麗な走りをする馬なので馬場は響いたが、それでも頑張ってくれました。カイバ食いが戻って、プラス体重（4キロ増）で出せたのは良かった」と振り返った。

　父ゴールドシップ譲りの芦毛の馬体。1週前の12日は新コンビ菅原明を背に、Wコースで5F65秒6～1F11秒2（馬なり）と強烈な伸びを見せた。指揮官は「鞍上の手応えも良く、いい動きでした。開幕週の東京2000メートル。東京も経験していますし、好位で上手に走れるので合うと思う」と手応えは十分。豊富なレース経験と、父譲りの持久力で夢舞台進出を狙う。