【児島・G1児島キングカップ】松田祐季 歓喜の周年制覇!15年ヤングダービー以来2度目のG1優勝

[ 2022年10月22日 05:00 ]

優勝カップと優勝盾を手に笑顔をみせる松田
Photo By スポニチ

 ボートレース児島の開設70周年記念「G1児島キングカップ」は最終日の21日、第12Rで優勝戦が行われた。予選首位からV王道を歩んできた松田祐季(36=福井)がイン快勝。15年9月の尼崎ヤングダービー以来、7年1カ月ぶり2度目のG1制覇を決めた。2着に桐生順平、3着に是沢孝宏が入った。

 スタンドに帰ってきたファンの前で、ゴール後は右手を上げてガッツポーズ。全身で喜びを爆発させた。

 「ヤングダービーは勝っているけど、やっぱり周年の優勝は違いますね。重みがあるというか、前とは違ったうれしさがあります」

 今節は児島のメーカー49号機を引き当てた。オール舟券貢献の走りで予選トップ通過。準優12Rも優勝戦も共にコンマ08のスタートを決めて完璧に逃げた。

 「今期はずっと“引き”が良くて、今節もいいエンジンを引かせてもらいました。それと児島は本当に相性がいい水面です」

 過去、SGで優出したのは19年10月のダービー(5着)だけだが、その舞台は児島だった。相性抜群水面での優勝で賞金ランクも29位まで急上昇。SGチャレンジカップ(11月22日~、鳴門)の出場もほぼ確実となり、年末の大舞台へ向けて視界が広がった。

 「ここまで来たらアレ(グランプリ出場)目指して頑張りたい」

 阪神・岡田新監督のフレーズを使って決意表明した北陸のジャックナイフ。「これでカッターナイフぐらいにはなりましたね」と笑顔で締めくくった。

 《次走》優勝した松田祐季は11月5日からの蒲郡一般戦で池田浩二、土屋智則、本多宏和、竹田和哉、吉田裕平らと優勝を争う。石野貴之は25日からの福岡一般戦で森高一真、湯川浩司、原田篤志、西山貴浩、村上遼らが出場。菊地孝平、桐生順平、山崎郡は25日からのとこなめSGボートレースダービーで松井繁、瓜生正義、井口佳典、毒島誠、篠崎元志ら強豪が相手。是沢孝宏は11月22日からの三国一般戦で市川哲也、白石健、北村征嗣、山本隆幸、中村晃朋らと相まみえる。

続きを表示

2022年10月22日のニュース