【札幌新馬戦】シュバルツガイスト デビュー戦へ落ち着き十分

[ 2022年7月20日 05:00 ]

今週札幌デビュー予定のシュバルツガイスト(撮影・千葉茂)
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 【東西ドキュメント・札幌=19日】初の札幌は初日から暗雲。飛行機の搭乗手続きに苦戦。空港から札幌への電車も分からず、ホテルに着くだけで渡辺はへとへと…。

 それに引き換え、馬は強い。今週日曜、芝1800メートルでデビュー予定のシュバルツガイスト(牡=国枝、父キタサンブラック)は函館で調整を終え、先週の木曜に札幌入り。担当の国枝純助手は「移動もスムーズだったし基本的に動じることがない」。約4時間の移動もどこ吹く風。デビュー前とは思えない落ち着きを見せる。480キロほどという体も数字よりはるかに大きく見せる。2歳の黒鹿毛は27歳より頼もしい。

 先週の1週前追いでは函館記念を制したハヤヤッコ(6歳オープン)と互角以上の動き。「全体的にバランスがいい。前向きさもあるし点数の高い馬。馬の後ろで折り合いもつくし距離もこなせると思う。伸びしろもある。(武)豊さんも喜んでいた」と同助手は興奮気味に話す。水曜の最終追いも武豊が騎乗予定。厩舎期待の評判馬とレジェンドのタッグ。最終リハは見逃せない。

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2022年7月20日のニュース