古川奈穂、自己最高の年間8勝目 函館6Rバレストラで逃げ切り圧勝

[ 2022年7月16日 14:15 ]

逃げ切りを決めた古川奈穂騎手  (右から2人目)
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 函館参戦中の古川奈穂(21=矢作)が16日の函館6R・3歳未勝利戦(ダート1700メートル)のバレストラ(牝3=矢作)で快勝。デビューした昨年7勝を上回り、今年のJRA8勝目(通算15勝)を挙げた。

 2コーナーすぎで積極的にハナを奪うと、結果的には後続を離して9馬身差の圧勝劇。今夏の函館開催3勝目は、増沢由貴子元騎手(旧姓・牧原)の2勝を上回る女性騎手としては同競馬場開催最多勝となった。古川は「前走と同じようにテンションが高い面はありましたが、外枠で出して行ってポジションを取れました。前走は追い出してから脚色が鈍ったので、距離も短くなるので早めに動いてハミを抜かせないようにした。これだけ離しているのは、人間の方が分かりませんでした…」と笑顔で振り返った。

 今夏の函館最終日となる日曜17日は函館10Rのモズピンポンなど3鞍騎乗。次週から札幌に参戦予定。古川は「(函館最多勝は)何度かチャンスをいただいていたのに最終週までかかってしまいました。この流れであす日曜、(次週からの)札幌につなげていきたい」と気合を入れていた。

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2022年7月16日のニュース