【京王閣】平原、重圧KOで完全V!京王閣記念初制覇

[ 2018年5月16日 05:30 ]

京王閣競輪開設69周年記念ゴールドカップレースに優勝した平原康多と、表彰式に出席したボクシング元世界王者の山中慎介(左)
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 京王閣記念決勝 平原康多(87期)が1月の立川以来、通算18回目の記念優勝を飾った。

 レースは吉沢―平原―木暮―神山―高橋―小川―郡司―和田―伏見で周回。残り2周半から郡司―和田―伏見が上昇。郡司が吉沢を抑えると吉沢は突っ張る。郡司は車を下げて元の隊列に戻る。吉沢は郡司を警戒しながら徐々に踏みだす。打鐘で郡司―和田―伏見が再度巻き返すが、吉沢も合わせて踏み込み先行態勢。郡司は不発。吉沢―平原―木暮―神山―高橋で最終2Cを通過して直線勝負に入り平原が抜け出す。平原マークの木暮が2着。

 平原は「関東5車の力を見せつけることができて(4着まで)上位独占できて良かった。この優勝はラインのおかげだし(前の)吉沢君、(後ろを固めてくれた)木暮君、神山君、高橋さんのおかげ。ただしプレッシャーのかかる位置だったのでプレッシャーとの闘いだった」と人気に応えてホッとした表情を見せた。

 また「京王閣記念は後閑さんの前で頑張った印象が強く(後閑が引退して)自分が優勝したのは不思議な感じです」と京王閣記念初優勝の喜びを語った。

 今年は1月立川記念で優勝を飾った後は1月大宮記念<1><1>(1)<5>、2月静岡<1><1>(1)<5>、4月西武園<1><1>(1)<7>と決勝戦で失敗していただけにこの完全優勝で流れも変わるだろう。「武田さん(5月斡旋停止)が戻ってくるまでしっかり頑張ります」。平原は武田と共に後半戦も関東勢を引っ張って行く心意気だ。次走は26、27日の青森・全プロ記念競輪。

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2018年5月16日のニュース