【エ女王杯】浜中今週も決める!レイアーで3週連続重賞制覇だ

[ 2015年11月13日 05:30 ]

2週連続で重賞制覇中の浜中。今週もテン乗りで結果を残したい

 今週も大仕事を成し遂げるか!?浜中は天皇賞・秋(ラブリーデイ)&みやこS(ロワジャルダン)で2週連続重賞V。エリザベス女王杯で騎乗のスマートレイアーにも期待が懸かる。

 「チャンスのある馬に運良く乗せていただいています。今週も頑張りたい」。ここ2週の重賞は“お手馬”での勝利ではない。陣営が浜中の騎乗技術を評価して大舞台の鞍上に指名したものだ。ラブリーデイの天皇賞は主戦の川田が騎乗停止中だったために託されたバトン。一昨年の皐月賞(15着)以来のコンビ、1番人気のプレッシャーを感じさせず、冷静に持ち味を引き出した。

 そしてみやこSのロワジャルダン。重賞初挑戦のため7番人気と前評判は高くなかった。

 それでも内枠2番を最大限に生かし、テン乗りとは思えない巧みな手綱さばきでVロードに導いた。エリ女のスマートレイアーも、騎乗予定だったM・デムーロが騎乗停止中のためにコンビが結成された。今週もテン乗りで結果を出すつもりだ。「(テン乗りの場合は)どの馬でもそうですけど、過去のレース映像を見たり前に乗っていたジョッキーに聞いたりします。それと当日の返し馬の感触でイメージしますね」

 スマートレイアーには1週前追いでまたがり、坂路4F49秒6の猛時計を叩き出した。「内側の馬場を通りましたし、いつも動く馬みたいですしね」と振り返り、「2200の外回りなので折り合いと距離が鍵。内枠を引いて脚をためていきたい。ひと脚を使って上位に食い込めれば」と好走イメージを膨らませた。

 浜中の今年のJRA重賞Vは先月の秋華賞までオークス(ミッキークイーン)の1勝だけだった。そこから秋華賞、天皇賞・秋、みやこSと確変モードに入ったが、決して浮かれたりしない。「いい時があれば悪い時もあるし、自分で左右できないこともあります。その中でいい流れを持続していきたいですね」。若武者はパートナーの持ち味を引き出し、チャンスを生かすことだけに集中している。

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