【メルボルンC】女性騎手史上初のV!日本馬2頭は完敗

[ 2015年11月3日 14:40 ]

 豪州最大のG1・メルボルンC(芝3200メートル、ハンデ戦、優勝賞金360万豪ドル=約3億1120万円)が3日(日本時間同日)、フレミントン競馬場で行われた。日本から挑んだフェイムゲーム(牡5=宗像)は13着、ホッコーブレーヴ(牡7=松永康)は17着。06年デルタブルース以来、同レース2度目の日本馬制覇はならなかった。

 1番人気に推されたフェイムは後方外めから直線は大外へ。一方、ホッコーは中団から馬群を狙ったが、どちらも伸び切れなかった。フェイムの宗像師は「前半もまれてしまったし、ペースが遅くて外々を回らされた。そのロスが痛かったですね。馬の状態は良かったと思う」と振り返った。

 一方、ブレーヴの松永康師は「いい位置につけ、前に馬を置いて、脚をタメられた。残り800メートルまではいい手応えではじけそうだったが、そこで他馬にぶつけられた。この後、馬に何もなければいいけれど」と愛馬を気遣っていた。

 優勝したのは最低24番人気の伏兵プリンスオブベンザンス(セン6=D・ウィアー厩舎)で、勝ち時計は3分23秒15。優勝騎手はミシェル・ペインで、女性騎手によるメルボルンC制覇は史上初の快挙となった。

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2015年11月3日のニュース