【中山５Ｒ新馬戦】アポロジョージア、末脚伸ばして∨

　メイクデビュー中山は２６日、中山競馬場５Ｒ（芝・１６００メートル・曇り・やや重）で行われ、田辺騎手騎乗の６番人気、アポロジョージア（牡２＝尾形和厩舎、父ロッコウオロシ、母ヒミノオトヒメ）が、ゴール直前に外から伸びて新馬勝ちした。勝ち時計は１分３６秒８。

　スタート後、勢い良く先頭に立ったのはキングハート。１番人気のマイエクトミューズが２番手に続き、３番人気のテイエムクック、６番人気のアポロジョージアがその後ろに位置を取った。２番人気のコウソクラインは後方からの競馬となった。

　３、４コーナーを過ぎても態勢はほぼ変わらず、キングハートがペースを上げて先頭をキープ。テイエムクックは後退し、マイエクトミューズとアポロジョージアが２、３番手に続いた。逃げるキングハートをマイエクトミューズとアポロジョージアが追い、３頭が馬群から抜けだす形で直線へと入った。

　直線序盤でマイエクトミューズがキングハートを捉えて並走。２頭による先頭争いになるかと思われたが、ゴール直前に３番手に位置を取っていたアポロジョージアが大外から伸びて１着でゴールした。

　最内で粘ったキングハートが１／２馬身差の２着、マイエクトミューズがそこからクビ差の３着だった。