【プロキオンS】G1馬ベストウォーリア 得意舞台で59キロ克服だ

[ 2015年7月8日 05:30 ]

 中京のダート重賞「第20回プロキオンS」には昨年覇者ベストウォーリアがスタンバイ。この1年間でのさらなる成長を見せつける。

 プロキオンSの舞台は12年から中京となったが、以前は阪神、京都で開催。舞台は違っても連覇に挑んだ馬が“リピート”している。02&03年はスターリングローズが連覇、07年Vワイルドワンダーは翌年も2着。夏場の時季だけに暑さへの適応力も重要となる。昨年の覇者ベストウォーリアは、G1馬となって得意舞台に帰ってきた。担当の古泉助手が感触を口にする。

 「放牧から帰ってきて体は増えていたけど、稽古をやるごとに状態は上がっている。今回は59キロを背負うし地力に期待したいね」

 昨秋にマイルCS南部杯でG1初制覇。今年に入ってもフェブラリーS3着、かしわ記念2着と大舞台で勝ち負けを演じた。同助手は「千四、千六の距離が一番ハマる。使い込むと煮詰まるタイプだけど精神的に落ち着いているし、いい傾向だね」と目を細めた。

 火曜朝は坂路2本のメニュー。「日曜にもCWコースで乗っているし、だいぶ体は元通りになりつつある。あした(水曜)やって、どこまでよくなるかだね」と力を込めた。得意舞台でG1馬の貫禄を見せつける。

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2015年7月8日のニュース