【きさらぎ賞】ルージュバック快勝!51年ぶり牝馬V

[ 2015年2月8日 15:57 ]

<きさらぎ賞>牡馬をナデ斬り、無傷3連勝で51年ぶり牝馬Vを飾ったルージュバック

 第55回きさらぎ賞(G3、芝1800メートル・晴良8頭)は8日、京都競馬場11Rで行われ、戸崎騎手騎乗の1番人気、ルージュバック(牝3=大竹厩舎、父マンハッタンカフェ、母ジンジャーパンチ)が、好位から抜け出し優勝した。勝ち時計は1分48秒6。

 まずまずそろったスタートからネオスターダムが先頭に立ち、2番手にエメラルヒマワリ、その後にルージュバック、レガッタなどがつける展開。

 4コーナーから直線に入ると、軽快に逃げるネオスターダムが後続を引き放しにかかったが、好位でレースを進めたルージュバックにエンジンがかかると鋭い伸びを披露。懸命に粘る先頭を一気に差し切り抜け出すと、最後は連れて伸びたポルトドートウィユに2馬身をつけて無傷の3連勝を飾った。

 牝馬によるきさらぎ賞制覇は、64年のフラミンゴ(当時はダート1200メートル戦)以来51年ぶりの快挙。

 2着ポルトドートウィユから1馬身差の3着にはアッシュゴールドが入った。

 ◆ルージュバック 3歳牝馬、父マンハッタンカフェ、母ジンジャーパンチ。北海道安平町のノーザンファーム生産、馬主はキャロットファーム。戦績は3戦3勝、重賞初勝利。獲得賞金は5430万4千円。

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2015年2月8日のニュース