元大リーガー・吉井氏、トレセン初訪問「馬主は継続的に」

[ 2014年9月4日 05:30 ]

エスポジート(右)と笑顔を見せる吉井氏

 【東西ドキュメント・美浦=3日】普段と変わらないトレセン風景の中に、岡本は懐かしい人物の姿を見つけた。大きいから目立つ。元大リーガー、吉井理人氏(49)だ。昨年馬主資格を取得。初めてトレセンを訪れたといい、「思ったより広くてきれい。いいですね」と感想を口にした。

 98年4月5日、メジャー初登板初勝利を成し遂げた時の1面を書いたのが当時大リーグ担当だった岡本。当時から競馬好きで知られていた吉井氏と、それぞれが持っていた一口馬の話題で盛り上がったものだ。

 現在は解説者の傍ら筑波大大学院でコーチングの研究をしており、「騎手の体にも興味がある」と真剣なまなざしで調教を観察した。1歳馬と当歳馬を各1頭所有し、「馬主は継続的にやっていきたい」と語る吉井氏。岡本は愛馬の初勝利の原稿も自分が書きたいと思った。

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2014年9月4日のニュース