【小倉６Ｒ新馬戦】ブロンシェダーム抜け出し新馬勝ち

　メイクデビュー小倉は８日、小倉競馬場６Ｒ（芝・１２００メートル・曇・やや重）で行われ、川須騎手騎乗の２番人気、ブロンシェダーム（牝３＝橋口厩舎、父ディープインパクト、母スリープレスナイト）が、ゴール前で抜け出し新馬勝ちをおさめた。勝ち時計は１分１０秒１。

　小倉競馬場は時折日差しが出て、馬場がやや重まで回復した芝１２００メートル戦。先を争って上位人気勢のハイリーカズマがスタートよく飛び出した。追ったのはブロンシェダーム、コウエイテンペスタ、タマモテンカラットなどで、以下は縦長の展開で向こう正面から３コーナーへと進んだ。

　直線中ほどまでは、先頭に立っていたハイリーカズマが粘り込みをはかった。しかし２番手でマークしていたブロンシェダームが残り１ハロン（２００メートル）で追いだすと、ハイリーカズマを突き放し一気に先頭に躍り出た。さらに中団に待機していたタマモテンカラット、レッドレイチェルが外から追い込んだがひと息届かなかった。

　２馬身差の２着にタマモテンカラット、そこから４分の３馬身差の３着はレッドレイチェルだった。