【阪神新馬戦】2歳重賞常連の血統馬、アメージングタクト

[ 2012年6月8日 06:00 ]

【阪神新馬戦】デビュー勝利を目指すアメージングタクト

 野村厩舎ゆかりの血統馬アメージングタクト(牡、父ウォーエンブレム)が日曜阪神5R(芝1400メートル内)でデビューする。母アルーリングアクトは99年小倉3歳S(現2歳S)の勝ち馬だ。母と同じく兄や姉も多くがこの厩舎に在籍して半姉アルーリングボイスは05年小倉2歳S、ファンタジーSを制した。調教パートナーの佐藤助手が素材の良さをアピールする。

 「この血統は早い時期から動けるのが特長。お母さんはちょっとうるさいところがあったけど、この馬はそうでもない。いいものを持っているよ」

 入厩当初から稽古をつけていた秋山が、主戦場の函館を離れて日曜は阪神へ。最終追い切りは坂路で軽快に動いて4F52秒9~1F13秒0を刻んだ。佐藤助手が続ける。「この馬、ゲートも速いからね。しまいまでしっかりしたいい動きだったよ」。臨戦態勢は整った。いきなりから全開ムードが漂っている。

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2012年6月8日のニュース