【オークス】ミッドサマーフェア絶好「勝ちたいね」

[ 2012年5月19日 06:00 ]

<オークス>絶好の出来に仕上がったミッドサマーフェア

 数で圧倒(11頭)する関東馬の中で、最も注目度が高いのはミッドサマーフェア。18日は降りしきる雨の中、坂路1本(4F79秒3)軽めの調整。雄大なフットワークで駆け上がった。馬体は重厚感を感じさせ、出来は絶好だ。

 騎乗した小島良助手は「土曜(19日)は少しやる予定なので軽めに。追った後も何ら変わりなく、凄くいい雰囲気。枠も8番か10番が希望だったので最高。勝ちたいね」とストレートに好感触を伝えた。

 桜花賞には駒を進められなかったが、君子蘭賞、フローラSと目下2連勝中。しかもワンサイドの完勝だった。同助手は「体も充実して、ここ2戦が本当にいい勝ち方。確実に(上がり3F)33秒台の脚を使えるからね」と前向きに言葉を続けた。

 ダービー馬の父タニノギムレットは女傑ウオッカ(ダービー、ジャパンC優勝)を輩出。母の父キングマンボの子エルコンドルパサーはジャパンC優勝。東京2400メートル克服の遺伝子は備わっている。

 レース当日の日曜は晴れ予報。「気温が上がるみたい。ミッドサマーだね」。絶好の良馬場を舞台に、同助手は悲願のG1制覇のシーンを思い描いている。

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2012年5月19日のニュース