【関屋記念】セイクリッド“暑い新潟”大好き

[ 2011年8月3日 06:00 ]

得意舞台に陣営も期待のセイクリッドバレー

 真夏の新潟。今年もセイクリッドバレーが躍動する季節の到来。初勝利は3年前の8月の新潟。3歳となった翌年は信濃川特別で古馬を撃破し、セントライト記念2着で権利を獲って菊花賞へと駒を進めた。昨年の関屋記念では後方待機から3F32秒1の剛脚を発揮。逃げ切ったレッツゴーキリシマに半馬身差まで迫った。

 「暑さに強いし、やはり新潟コースは向いている」。佐久間助手の口ぶりにも自然と力が入る。精神面の成長も著しい。

 昨年は新潟大賞典2着→エプソムC4着の成績で出走したが、今年は同じ臨戦過程でもそれぞれ1→3着と着順を上げて臨む。2戦の手綱を取った丸山とコンビ継続。「前が少しでも速くなってくれれば…」。重賞ウイナーとなり、今年はライバルの挑戦を受けて立つ立場だ。

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2011年8月3日のニュース