【オーシャンC】今垣光太郎2戦2連対の好発進

[ 2011年7月14日 06:00 ]

 水面巧者がいきなり本領発揮だ。ボートレース蒲郡のナイターSG「第16回オーシャンC」は13日に開幕。2度の優勝など当地SGで抜群の実績を残す今垣光太郎(41=石川)が、センターから攻める走りで2戦2連対の好発進を飾った。仕上がりも上向いており、シリーズリーダーの座を射止める構えだ。また、初日メーンの12Rドリーム戦は中島孝平(31=福井)が制覇。北陸勢の活躍が目立つ1日となった。

 蒲郡実績No・1の今垣が初日から存在感を発揮した。初日7Rでカドまくりを決めると、後半11Rでも3コースから攻めて2着確保。初日ただ1人となる2連対スタートを飾った。もちろん成績同様、舟足も上々だ。「ペラを叩いて伸びが良くなった。それにグリップ感もあった」とまずまずの手応えをつかんでいる。

 当地SGには過去9回出場して準優進出8回。02、04年MB記念と2度の優勝も飾っている。まさにドル箱水面だ。好仕上がりと抜群の水面相性。この2つの追い風があれば、5号艇という不利枠で臨む2日目10Rも乗り切れる。

 今シリーズの選考順位上位6人が激突した初日12Rドリーム戦は、1号艇の中島がインから押し切って快勝した。前検では「うーん」と渋い表情を見せていたが、本番までにしっかり立て直してきた様子。現状なら戦えるレベルは十分にありそうだ。ほかのドリームメンバー5人では2、3着に入った池田と赤岩が好気配。残る松井、服部、浜野谷も悪くはない。

 予選スタート組では、やはり強力エンジンとコンビを組む瓜生、湯川、大峯の動きが目立つ。エンジン実績以上の気配を見せているのは今村と白井の師弟コンビで、共に行き足から伸びが力強い。初日9Rを制した佐々木も回り足に軽快さがあった。対照的に機力劣勢なのは市川、今坂、平田、須藤、井口ら。地元勢でも大嶋と原田は調整に苦しんでおり、まだ機力を引き出せていない。

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2011年7月14日のニュース