【天皇賞・春】ゲート難解消!ペルーサG1獲りへ万全

[ 2011年4月26日 05:58 ]

<天皇賞・春>関東期待のペルーサは伝統の一戦で悲願のG1タイトルを狙う。

 関東期待のペルーサは伝統の一戦で悲願のG1タイトルを狙う。有馬記念4着以来、3カ月ぶりだった前走の日経賞(2着)は直線で追い込むも、同じ4歳のトゥザグローリーに2馬身半差の完敗だった。

 藤沢和師は「実戦が遠のいていて、気持ちがシャキッとしてなかった。レースもスタート直後に前に入られて厳しい位置取りになったからね。それでもしまいはしっかり伸びていた」と悲観はしていない。

 1週前には芝コースで3頭併せを大外から並び駆けて楽に併入。「いい格好で走っていたね。使って張りが出て、見栄えのする体つきになってきた」と巻き返しを誓う。

 課題のゲートはもう心配いらない。有馬記念から2戦連続でスタートを決めている。「(スタート?)何でその話をするの」と笑い飛ばすくらい余裕を見せる師。「でも有馬は出ただけで拍手をもらってうれしかった。ゲートはもう大丈夫」

 父ゼンノロブロイも4歳春に天皇賞に挑戦。横山典が騎乗したイングランディーレに逃げ切られて2着。父も管理していた師は「あの時はノリにうまく逃げられたな。ペルーサも長い距離はうまく走れるから大丈夫」と自信を見せる。マイネルキッツ、ジャガーメイルに続く関東馬3連覇へ。徐々にその態勢が整いつつある。

続きを表示

2011年4月26日のニュース