【福島牝馬S】障害で鍛え直す桜花賞馬レジネッタ

[ 2010年4月22日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・福島牝馬S=栗東21日】一昨年の桜花賞馬レジネッタは坂路で上がり重点(4F55秒8~1F12秒4)の追い切りを消化したが、この中間は障害練習を取り入れている。「先週は竹柵まで飛ばしたよ。うまい。怖がらずガンガン飛んでいきよるもん」。飛越することによってトモ(後肢)の強化を狙ってのもの。浅見助手は「実は前走からやっているんやけどね」とも話し、出走馬中最速の上がりを計時した中山牝馬S(5着)の好走はそれに起因していたはずだ。

 28歳の浅見助手は専大時代に馬術部主将として障害団体の競技で全国優勝した実績があり、レジネッタの障害練習を騎手に任せることはしない。「一発、秘めている。長いこと勝っていないし、そろそろ…ね」とコメントも意欲たっぷりだ。桜花賞以降、白星に見放されているが福島牝馬Sで2年ぶりの勝利を目指す。イイ話を聞けた、とする菱田の予想は迷わず◎だ。

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2010年4月22日のニュース