川崎競馬出走馬から禁止薬物検出

[ 2009年9月16日 06:00 ]

 川崎競馬場は、6日の10Rで2着となったジョウテンスマート(牡4=田辺)から禁止薬物メフェナム酸が検出されたと15日発表した。競走馬理化学研究所(栃木県宇都宮市)の検査報告を受け、同日、所轄の川崎警察署に連絡。同署と連携し原因などを調査している。田辺厩舎の在厩馬18頭には採尿、理化学検査を実施。公正保持のため禁止薬物の陰性が確認されるまで出走できない。16日の重賞・トゥインクルレディー賞(大井10R)に出走予定だった同厩舎所属馬(6)マダムルコントは競走除外となった。

 メフェナム酸には解熱、鎮痛、消炎の作用があり、風邪薬などで使用されている。昨年は園田、門別競馬の出走馬から検出された。

続きを表示

2009年9月16日のニュース