憧れの一流騎手に祝福され5人が競馬学校卒業

[ 2009年2月11日 06:00 ]

卒業式で武豊(右から3人目)と記念撮影した競馬学校25期卒業生。右から国分恭介、小野寺祐太、国分優作、松山弘平、丸山元気

 JRA競馬学校騎手課程25期生5人の卒業式が10日、千葉・白井の同校で行われた。

 式典に先立って行われた供覧騎乗(模擬レース)では松山弘平君が1着。昨年10月から延べ10戦で争った模擬レースシリーズでも優勝した。式典では武豊・騎手クラブ副会長が祝辞。自身の卒業式(87年)以来となる出席に「僕が卒業した時には生まれていなかった子たちがデビューするんだから、僕も長いこと騎手をやっているね。競馬学校の3年間は本当に厳しいから、彼らの気持ちがよく分かる。頑張ってほしい」とエールを送った。
 国分優作君、恭介君は96年卒業の柴田大知、未崎に続くJRA2組目の双子の騎手。丸山元気君の父は04年に廃止となった高崎競馬の元騎手・侯彦(よしひこ)さん。息子の晴れ姿に「デビューする以上は1日でも長く乗り続けてほしい」と話していた。5人は12日の合格発表、23日の騎手免許交付を経て、3月1日以降にデビューする。

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2009年2月11日のニュース