万哲　リキシオーで中山記念ごっつぁん

コンゴウリキシオー

　昨年、◎ローエングリンで５万馬券をゲットした中山記念は人気に関係なく、まず逃げ馬を“３割増し”に考えたい重賞。スタート直後に１コーナーを迎える中山芝１８００メートルはレースをつくれる逃げ、先行馬が有利。まして１月開催で使用した仮柵を外し、内寄りの芝が絶好な開幕週。少々、危険要素はあっても踏み込む価値はある。

　で、今年も逃げ馬の◎コンゴウリキシオー。確かに休み明けより、一度使った方がいいのは過去の成績からも明らか。前走で逃げ切ったヨイチサウス、１８００メートルなら楽にハナに行けるスピードがある９歳馬プリサイスマシーンなど、先行馬の存在も気にならないことはないのだが…。レースレコードに０秒２差と超ハイレベルだった昨年の安田記念２着（優勝馬ダイワメジャー）の「格」は一枚上。１週前追いの坂路で４Ｆ５０秒９の好時計と調教過程には不満なし。１日のアーリントンＣは◎ダンツキッスイの相手が抜け、万券を逃す無念…。きょうも藤田の剛腕に託す！！馬単（６）＝（５）（６）＝（２）に（６）から（７）（１）（１１）（１６）。３連単は（６）の１着固定で（１）（２）（５）（７）（１１）（１６）へ３０点。
　阪神１１Ｒ・阪急杯は◎ローブデコルテ。併走馬に遅れた最終追いだけで評価を下げるのは早い。相手のファリダット（阪神９Ｒ・すみれＳ出走）に体重の軽い福永が乗り、ゴール前で体重差が出ただけの話。父コジーン＋母の父シーキングザゴールドの血統を考えれば、オークスを勝ったのが不思議なほどのスピード血統。５８キロの京都牝馬Ｓ（５着）でも見せ場はつくっており、２キロ減の５６キロで牡馬相手にひと泡。馬単（２）＝（１０）（２）＝（１３）に（２）から（４）（３）（６）（９）。３連単は（２）の１着固定で（３）（４）（６）（９）（１０）（１３）へ３０点。
　素質馬がそろった中山９Ｒ・水仙賞は◎ダイワワイルドボア。距離延長で真価を発揮してきた。馬単（１０）＝（３）（１０）＝（１１）に（１０）から（２）（１）（４）（５）（小田　哲也）